2022年10月～社会保険適用拡大となります

2022/03/10

すでに大企業（従業員数501人以上）では始まっている社会保険適用拡大が

今年の10月から中小企業（従業員数101人以上）でも適用となります。

現在短時間勤務をしている従業員のいる企業様は従業員への説明や手続きが必要となり、

扶養内での勤務を希望している従業員にとっても、大きな変化となります。

2022年10月時点で下記の条件すべて満たした方は社会保険へ加入させる必要があります。

□週の所定労働時間が20時間以上

□月額賃金が８万８０００円以上（基本額のみ、残業や手当は含みません）

□2か月を超える雇用の見込みがある

□学生ではない（休学中や夜間学生は加入対象）

「１３０万円の壁」が無くなり、「１０６万円の壁」となり、

年間１０６万円以上働く方（月８.８万円以上）は扶養を抜けて自身で保険に加入する必要が出てきています。

すでに１３０万円以上働いているが、契約時間が３０時間未満のため、

国民健康保険に加入している方にとっては保険料の半分が会社負担となるため今回の法改正はメリットといえます。

１３０万円未満に抑えて仕事をしていた方にとっては健康保険や厚生年金の保険料が控除されてしまうので、

手取りが減ることとなり、デメリットに感じる方もいらっしゃるかもしれません。

直前になって知ったということが無いように、各機関の特設ページをご覧ください。